代々、完全手彫りにこだわる 印鑑職人 が守る、誠実なお店に伺いました。
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人生の中で、印鑑を押す機会は、無限にありますが
その大半は、認印のようなもの。
どこで買い求めてもよし、簡易なものでよし、 とされています。
とはいいますが
人生の分岐点で使う印鑑。
やっぱり、唯一無二のものにこだわりたいですね。
社団法人 全日本印章業協会会員でもあり、一級技能士でもある
手彫り職人のお店 静栄堂 倉田印舗 で、その大事さを実感してきました。
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印鑑は、古代メソポタミア時代からあるもの。
日本では、明治時代につくられた印鑑登録制度により、『 印鑑 』 は慣習となり
海外が認める日本の文化としても、評価さえるようになってきました。
その人の財産や権利を守るのが、印鑑の役割。
印鑑の使い方ひとつで、その人の人生の羅針盤の示す方向が変わります。
そんな時に押す印鑑への思いは、日常とは異なります。
朱肉のつき具合を気にして
天地を間違えないように何度も確認し、そして、傾かないように気をつけて
ひと息ついてから、ゆっくりと押しますよね。
だからこそ、手彫りにこだわりたい。
最近は、自治体の印鑑登録でも、『 手彫りでなくてもよい 』 というところがあるそうです。
静栄堂 倉田印舗 のある沼津市や三島市は、手彫りのみ。
富士市は、問わないという姿勢。
自治体によっても様々なのが現状です。
民を大事にする意味でも、印鑑はなんでもいいなんて決めないでほしいですね。
だからこそ、手彫りにこだわってほしい。
ですが、静岡県下で、手彫りの印鑑を作る店は、近年、3分の1に減ってしまったそうです。
県内で、50店舗ほど。沼津市では、10店舗余りが頑張っています。
創業から100年を数える老舗の 静栄堂 倉田印舗 は、次世代に継ぐ環境にも恵まれ
沼津の地で、印鑑文化を守っていってくださるそうです。
今後も大事に継承してほしい職人の手仕事。
こうしたお話を伺うとうれしくなります。
『 印鑑は、その人にひとつのもの。 だから、その人に見合うものであればよい。
ですが、失くしたからといって、同じものをあつらえますよといった
出来合いの考え方はありません。
機械では、いくつでも同じものができてしまう。それでは、誰もが同じにになってしまいます。
ですから、一本一本、手彫りにこだわっています。 』
と説得ある穏やかな口調で店主の倉田純一さん はお話ししてくださいました。
印鑑は、両極のものであることを再認識した取材。
自分の分身のような大事な唯一無二な印鑑と 簡単に押してしまう認印。
正しく使い分けないと
自身の価値を下げてしまうかもしれないことを学びました。
だからこそ、手彫りにこだわりたい。
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静栄堂 倉田印舗
8時45分 ~ 18時30分
日曜 & 祝日はお休み
☎ 055-926-0233
沼津市大手町5-5-21
http://www.f-koten.jp/shop/193
吉画を用いた印相印 や 縁起の良いものをあしらったデザインの印鑑も多数ありました
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