トルコに滞在した4年間で
イスタンブール、成田間を何度か往復した。

直行便ではトルコ航空がある。
13時間ほどのフライトだ。
乗り継ぎ便を使うと、時間がかかるが、
他の国の都市をかいま見られるお得感がある。
立ち寄った都市を、見たままご紹介したい。
まずは、フィンランドのヘルシンキ。

1月にトルコから帰国する際、最安だったフィンエア。
イスタンブール==ヘルシンキ==成田
の往復を購入。
ヘルシンキでのホテル代、空港からホテルまでの
バス代もチケット代に含まれる。

フィンランドはスカンジナビア半島にある
北欧の国である。
冬は零下10度を超えることもある。
冬のイスタンブールもヨーロッパ同様、
曇天が続き、雨も多く、底冷えがする。
北欧のフィンランドの寒さは、
それより遙かにまさることは想像ができた。

私はセーターを重ね着した上に
足首まであるようなロングのウールコート、
ロングブーツに、手袋、マフラーと
重装備でヘルシンキに降り立った。
ヘルシンキは凜とした空気が流れ、
静かで広大だ。
まだ表は明るいのに、
自動車はみなライトをつけて走っている。
そういう習慣だと説明を受けた。
空港からのバスの運転手もホテルの係も
みな中年の女性。淡々と仕事をこなしている。
建物の中はどこも、ほかほか暖かい。
ホテルの室内も狭いながら清潔で
いこごちが良い。
窓の外は、平らな地形に、家が点在している。
暖かい室内と、寒い戸外が、ガラス一枚で
隔てられているのが嘘のようだ。
翌朝、午後のフライトまで時間があったので、
朝食をすませた私は、町中を観光することにした。
用意してきた重装備の出で立ちで
ホテル近くでバスを待つ。
5分たっても10分たってもバスが来ない。
もう来るはずなのに・・・。
零下の寒さが、きりきりと身にしみてきた。
・・・・いけない。帽子を忘れていた・・・。
待ち時間が10分を超えるころから、
寒さで頭が痛くなってきた。
防寒には帽子が大切だと、気がついても後の祭り。
手足は凍傷をまぬかれても
頭が凍傷になっては、元も子もない。
・・・ようやくバスが到着し、
私の脳みそはシャーベットにならずに済んだ。
 |
|
(夏のヘルシンキ、アテナウム美術館)
|
**********************************************************************
余談: 森と湖の国フィンランド。10万個ほどの湖があるそうだ。
夏のフィンランドを訪れ、子どものころから
好きなムーミンの森を歩いて見たい。
カテゴリ:プライベート
3ヶ月のトルコ滞在のうち、学校に通うため、
金角湾をのぞむ古いホテルの一室を1ヶ月借り切った。
朝食付き、シーツの交換やお掃除付きで、
約4万円ぐらいだったと思う。
|
 |
|
金角湾 |
ホテルからすぐにイシュティクラル通りの入り口がある。
イシュティクラル通りはイスタンブールの銀座通りと
呼ばれた。
古いヨーロッパスタイルの建物が並び
休日は市民がそぞろ歩きをする。
 |
|
イシュティクラル通り
(真ん中には線路が)
|
なだらかな坂の真ん中を路面電車が通っている。
赤と白のかわいい電車だ。
坂を登り切ったところでイシュティクラル通りはおしまい。
大きな広場に出る。タクシム広場である。
|
 |
|
共和国建国の碑 |
学校はタクシム広場から歩いて5分の所にあった。
さて、ある日の午後イシュティクラル通りを
ぶらぶら下っていると、こんな看板が。
「コンタクトレンズつくります」
しかも、格安だ。
狭い階段を上ってドアを開けると、
20畳あまりの殺風景なオフィス。
白衣を着た女医さんらしき人が。
女医さんの凛々しさが見られない。
簡単な検査をすませ、
ハードコンタクトレンズを注文した。

数日後、コンタクトレンズを受け取りに行った。
自宅で装着してみる。
「アイタ、タ、タ。」
レンズが白目にずれてしまう。
何度やっても、きちんとはまらない。
サイズが合わないのだ。
私は悟った。
目の大きさは、外観からは
まぶたの形状、すなわち一重か二重かが
左右するかもしれない。
だが、
日本人の小さなお目々とトルコ人の大きなお目々の
決定的な違いは
「目の玉」の大きさ なのだ
「目の玉の大きさ」が違うということは
コンタクトレンズの外径が変わるわけで、
外径の大小により、カーブの角度も
当然異なるわけだ。

私は人種の違いを体感したのだった・・・。
カテゴリ:プライベート
金子洋服店は紳士用、注文服のお店。
いかに「男の色気」を引き出すか。
金子店主の手腕の発揮どころである。
品格が高まるような
精神が高揚するような
内側から自身が湧いてくるような
そんな背広をと、仕立て職人、金子店主は奮闘する。

まずは素材となる布地だ。
金子店主は一反、一反に心底惚れ込む。
そして仕入れをする。

背広のための、高品質の素材たち。

こちらは最高級のカシミアだ。
柔らかく、しっとりと肌にすいつく。

店主は布地がいとおしくて、たまらない。
この背広をはおる、お客様の顔を思い浮かべる。
次に、お客様とじっくり対話を重ねる。
お客様のご要望は何か、背広を作る目的は何か
お人柄を理解できるよう、しっかり耳を傾ける。
どうやってお客様の魅力を最大限に
引き立てるか、店主はイメージを描く。
仕立て中の、この背広は
お客様が選んだ「水牛のボタン」である。
一つ一つ「顔」が異なるボタン。


「金子洋服店」ならではの、
仕立て技術をとくとご覧いただきたい。
親子三代にわたって受け継いだ熟練の技。
店主は東京、目白でも修行を積んだ。
このジャケットは金子店主が自分用に仕立てた。

おしゃれな裏地。

美しい手縫いの一針、一針。

金子洋服店の背広は何十年たっても
型崩れしない。
その理由は見えないところに
補強がされているからだ。

冬用のジャケットだが、
自分の好みで裏は抜いてある。

ボタンは竹製だ。

金子洋服店の背広は15万円からであるが、
20年、30年と愛用いただける。
2,3年で着つぶしていく既製品とは
品質がまったく違うのだ。
職人技を支える道具たち。



「使い捨てでない、伝統ある真の文化を」
金子店長の信条である。
********************* 金子洋服店 *******************
|
住所: |
静岡県伊豆の国市大仁449 |
|
営業時間: |
9:00 〜20:00 |
|
電話: |
0558-76-1132 |
|
定休日: |
日曜日 |
|
駐車場: |
1台 |
|
ホームページ |
http://www.f-koten.jp/shop/13 |
|
|
http://kanekoyoufukuten.eshizuoka.jp/ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
カテゴリ:ふじのくに魅力ある登録店、ビューティ&ファッション、静岡県東部
出会いのクロスロード、Dining Bar POMODORO。
13年の歴史で、多くの出会いを結んできた。

ゆったりと落ち着けるカウンター。

店主の気取らない人柄と
スタッフのさりげないが、きめこまかいもてなしが
一度来たお客を離さない。

POMODOROはイタリア語で「トマト」のこと、
転じて「トマトソース」を意味する。
Dining Bar POMODORO はトマトソースは
スパゲッティの名店「壁の穴」で会得した。

トマトソースを使った「ペスカトーレ」と

手作りピザがお薦め。

パーティーメニュー(3人前2000円〜)の
チーズフォンデュとバーニャカウダは絶品。
特に「ゆでキャベツとバニーニャ」の組み合わせは最高だ。

お昼時、
常連さんが次々いらっしゃる。
不思議と声をかけやすい雰囲気だ。
カウンターに座られたお客様は
ビックリエイターの武井氏(オリジナル商品やイベント企画)。
野菜のペペロンチーノを注文された。

店主と仲良く、ツーショット。


私たちのように初めてのお客も違和感なく
お店に溶け込める。
もう一つお薦めのメニューは「鶏の唐揚げ」。
赤ワインにつけ込んだ奥深い味だ。

手作りの紅茶のシフォンケーキも心憎い。

ダーツ・バーの店内は店主のこだわりが詰まっている。


懐かしい映画のポスターも。


ここで出会って結婚に至ったカップルも多々。
おいしい料理とお酒、そしてアットホームな
雰囲気がなせる技だ。
愛車「ハーレー」にまたがり、
今日も出会いのクロスロードを走りゆく・・・。



********** Dining Bar POMODORO ***********
|
住所: |
伊豆の国市古奈264-4 |
|
電話: |
055-947-4181 |
|
営業時間: |
11:00〜14:00(月〜金)
18:00〜26:00
|
|
定休日: |
日曜日・第3月曜日
(連休は日曜日も営業) |
|
駐車場: |
8台(店舗前) |
|
ホームページ: |
http://pomodoro.i-ra.jp/ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
カテゴリ:ふじのくに魅力ある登録店、グルメ、静岡県東部
トルコではトルコ語が使われている。
トルコ語はいったい、どんな言葉か・・・。

トルコ語はウラル・アルタイ語族。
日本語の遠い親戚かも、と言われる。

1994年に初めてトルコに行って
英語が通じないことがわかった私は
トルコ語学校に1ヶ月あまり通った。
そして、わかったこと。
(1)トルコ語の語順は日本語に似ている。
英語の場合: I go to school.
(私は)(行く)(学校へ)
トルコ語の場合: Ben okula gidiyorum.
(私は)(学校へ)(行く)
トルコ語と日本語は語順がほぼ同じなのだ。
(2)トルコ語の発音は、かなり日本語に近い。
英語や中国語より、日本人は発音しやすい。

さて、私の母が日本からトルコに遊びに来たときのこと。
母は、長期間の祖母の介護から久々に開放された。
昼間、私が勤めに出ているとき、
母はるんるん気分で一人で街にくり出して行った。
母はもちろん、外国語などできない。
どのシチュエーションでも日本語の「ありがとう」、
「サンキュー」で通してしまう。
不思議にも、ちゃんと用が足せている。
それでも、さすがに不便だろうと思い、
私は母にトルコ語を一言二言教えた。
「お店で店員さんを呼ぶときの
「すみませーん」に当たる言葉は
Bakar mısnıs? (バカール ムスヌス)
って言うのよ。
日本語で バカーむすめ。
の「カー」にアクセントをおいてね。」
母はお腹を抱えて笑った。
「うちには バカーむすめ が3人いるわ
」
母にさんざん心配をかけてきた
3バカ娘の一人である私は何も言えない。
それからというもの、
お店に入ると母は威勢良く言い放つ。
「バカーむすめ!
オーほほほ!」
トルコ人の店員はすぐさま
母のところへご用を聞きにやってくる。
そこでまた母は大喜びする。
これではまるで「まことちゃん」に出てくる「ママリン」だ。
もう一つ。
トルコ語で「ありがとう」は
Teşekkür ederim(テシェッキュル エデリム)。
長く言いにくいので、次の日本語に置き換える。
「ティッシュくれ
」


いつかトルコ人のいるお店に行かれたら
是非試してみてください。
必ず通じます。
カテゴリ:プライベート